世界が危ない昨今の世の中です。

いつ、人類に降りかかるやもしれん世界征服活動を前に、我々は何もしなくても良いんでしょうか!!

ということで、世界征服活動に対抗する為の数々の立案を並べ奉りたいと思います。


世界征服を狙う可能性が在るであろう人たちリスト(2002/04/02/現在)

1:異星宇宙人
2:地底帝国人
3:脳をメカ化し復活したラディン
4:おむつブッシュ
5:アウンサン・スーチー・サン
6:ゾマホン

etc


■■■ ケース1「異星宇宙人」が攻めて来た場合。 ■■■

異星宇宙人は、基本的には銀河系以外の別宇宙から来る訳ですから、大体 地球の常識など通用しません。

簡単に説明しますと”非常識”な人たちなのです。


非常識というのは、たぶん、”やけにデカイ”とかそんな感じです。

なので、異星宇宙人は”やけにデカイ宇宙獣”などで地球を攻撃してくることが予想されます。



− それについての対策 −

対策:相手がやけにデカイのならば、こっちもやけにデカく応戦すればいいのさ。


そう、巨大な獣が相手なのならば、巨大ロボで応戦するのが世の常。

ということで、巨大2足歩行ロボは地球を救う!プロジェクト発動!!チェキラ!



異星宇宙人「ワレワレ二 コウフクスレバ イイサ チェキラ ヨー」


などと、覚えたての地球語で降伏を促してくる異星宇宙人。


まず、宇宙人の正体など、そんなもんは不明です。とにかく、未確認飛行物体的な物にでも乗っているのでしょう。

別宇宙から現れた彼等は、とにかく地球ビトたちに、自分たちの恐ろしさを知らしめようとして

やけにデカイ宇宙の獣「宇宙獣(うちゅうけもの)」などで人類をなぎ倒そうとしてくるのです。


宇宙獣は特殊な生き物で、やけにでかくて、光線兵器なども効きません。

そして、地上の都市とかで大暴れをするので、核ミサイルをブチ込む訳にもいきません。


そこで我々は、巨大ロボを製造し、ロボ的肉弾戦で宇宙獣を粉砕し

「いくらお前ら宇宙ビトが 巨大な獣を放ったからと言って、こっちにだって巨大なロボが居るのだ!どんなもんだい!」

とでも吐き捨ててやりましょう。



しかし、2足歩行の巨大ロボをつくると言っても

現実問題、現在 世界で「巨大ロボ」を造ったという前例がまだありません。


ということで、現実的にまずは、「巨大ロボ製作」について考えてみましょう。



更に対策:巨大ロボ 製作プロジェクト!!


まず、材質です。

2足歩行のロボというのは、その2本の足で上半身の全重量を支えれなければなりません。

ということで、全長約40メートルのロボを製作にするにあたって

その素材は、やはり 軽い「チタン合金」を利用しましょう。

ということで、とりあえず、全長40メートル分のチタンが「200トン」ほど必要になります。


しかし、チタンという金属の グラム値段など全然わかりません。


なので、とりあえず、全部で100万円ぐらいということで・・・


外装素材費:100万円


次にですね、動力炉など2足歩行ロボを可動させるシステムについてです。

2足歩行のシステムやらなんやらはよくわからないのですが

既に、人型2足歩行ロボの代表が、現代の日本で開発されています。


そうです、「アシモ君」です。

アシモ君1体のお値段は、約1000万円。

アシモ君の身長が大体1メートルぐらいなので、アシモ君 × 巨大ロボの身長(40)m

ということで、全部で4億円です。


動力システム製作費:4億円


これに、巨大な宇宙獣と戦う為の武器が必要です。

武器も、実弾兵器などを新たに開発する場合、巨大ロボサイズの銃器などが必要になります。

しかし、あくまで地球の平和守る為の、地球にやさしいロボなので

実弾兵器の搭載などは断念し、あくまで肉弾戦「格闘」で戦おうと思います。

しかし、至近距離でしか戦えないというのは、少々不安が残ります。


それを解決するべく

片手の拳をハンマー状にし、威力を上昇させ、そして、遠心力を利用して、その拳を敵目掛けて飛ばせる様にしましょう。

飛ばした後も、ちゃんと回収できる様に、拳と腕をワイヤーで繋ぎます。


射出後は、500人体勢でワイヤーを巻き取り、回収します。

ということで、拳回収作業員 時給1800円(4時間勤務)で


回収作業員雇用費:360万円


しかし、ここで1つ問題点が出てきます。

唯一無二の必殺武器で在る「射出する拳」を回収する時。ワイヤーを巻き取っている時に、敵に攻撃されてしまうのでは?

という問題です。


これに対して、我々は画期的な新システム「神頼み機関」というものを搭載することを決定致しました。

このシステムを塔載すれば、おそらく 運よく攻撃されないで済みます。


神頼み機関 搭載費:10万円


これに、チタン合金の加工施設等を含んだ作業場の建設費や、技術者の給料を上乗せします。


□ 巨大ロボ 総制作費 □

項目 内容 費用
外装素材費
チタン合金200トン分
100万円
動力システム製作費 アシモ君をそのまま40倍にした動力システム
4億円
ワイヤー回収雇用費
作業員500名×時給1800円(4時間労働)
360万円
神頼み機関搭載費
新システム搭載費
10万円
諸経費
作業場建設費 及び 技術者の給料など
100億円
合計費用
104億470万円


以上の様な感じで、巨大ロボを製作すれば

これで世界も一安心♪



しかし、そんな104億円もどうやって資金調達をするんだ!?という貴方

このロボは、地球の平和を守る為のロボなのです。


そう、あなたの愛こそが地球を救うのです。


ということで、この巨大ロボを製作する為の募金を受け付けています。


街角で、黄色いTシャツを着て募金箱を持った人を見かけたら・・・

それは、巨大ロボの製作費を集めている人なのかもしれませんね。





戻る



サクラ〜フブーキの〜 サラ…