メモ

映画が2時間ほどで、十分おもしろいものはおもしろく、TVドラマも平均10話(約10時間)として、それでもモノによっては後半は飽きてきてしまったりする・・・


そんな中、主だって「RPG」とされるもの(大作RPG)は、30時間も40時間もかけてストーリーを追わせる(引っ張る)という・・・

いくらなんでも、それキツくないか?という事実に気付き・・・


実際、物語を重視した場合、全然おもしろくない(物語の続きや結末が気にならない)大作RPGってのもある(在った)訳だし。


「RPG」っていうのはそういうもの、映画みたいなゲームがしたいなら「アドベンチャー」を遊んでくださいって言われるかもしれんが・・・


別に、映画みたいなゲームがしたい訳では無く、映画にも勝ってるお話をゲームで遊びたい。と


アドベンチャーで物語を進める楽しみと、RPGやシュミレーションで物語を進める楽しみは、全然違うと思うし。


まあ、ゲームであり、心に残るお話でなきゃだめだなぁと。


だって、映画やドラマなら、もう1回観たいという衝動に駆られるけど、RPGの場合は無いもんなぁ・・・1本除き(うちの場合



で、ゲームであり、心に残る物語である

それを実行するのが、RPGという土台だと難しい? てか、RPGはゲーム寄りでなければいけないみたいな雰囲気になってる・・・?

長く遊べてなんぼみたいな。ピコピコやれてなんぼみたいな。


んでも、本編がつまんないのに、無理矢理長く遊ばせる為の「やり込み度の深いミニゲーム」や「コレクション要素」をふんだんに織り交ぜられても、めんどくさくてやり込む気にも、コンプリートする気にもならんし・・・


正直な話、RPGの完成形ってのは、うち的には「ファイナルファンタジー3」の、「見てて楽しい戦闘」と「クリアしてもしなくてもいいサブイベント」という、この2つが入った時点で、既に完成したと思ってるのですが・・・


後は、年代が進むにつれて、グラフィックが強化され、サブイベントが膨大になっていっただけな感じ。


そして、もう何年も前からRPGってものに飽きを感じて、特に”大作RPG”なんて呼ばれるものは遊ぶ気すら起こらなかったんですが・・・


たまたま親戚の家で遊んだ「ドラゴンクォーター(ブレス・オブ・ファイアV)」は

膨大なクリア時間を要さずに、本編ストーリーを追うことが出来、長時間プレイを望むなら、更に繰り返し遊ぶこともできる。


この、ストーリーは「映画の感覚」で堪能でき、ゲームとしては繰り返し遊ぶことが出来る(継続要素が在り、それが苦にならない)というのが、これは、もう、RPGの最終形態だなぁ。と・・・



そして、兎に角、ブレスVは、物語とゲーム性と継続性と音楽と演出がよかったのです。

だから、群を抜いて一番好きと言い切れるRPGなのです。実際、何周もクリアした上、今も偶に遊びたくなるし。


只、うちとして結局の所・・・

RPGってものは、そこに「長ーくピコピコ遊べる感」と「物語の中に入り、それを楽しむ感」を求める2タイプの人間に分かれる気がする・・・

前者は、レベル99まであげちゃう人。後者はレベル99まであげられない人。


この2タイプの人間で、RPGに対する定義は違うのやもやも


しかし、前者のタイプの人は、既に「オンラインRPG」という、やり込みたいプレイヤーの最終領域を手に入れた気がするので・・・

今後のRPG(非オンライン)というのは後者の求めるモノになるべきなはず。