#104.かくも長き不在
機動聖戦士メガロイドガイザードZX 第104話
監督:神楽御幸
脚本 リュウ
絵コンテ 工藤あさり



僕「あ!西川ヘレンだ!」


グワァーン ワワワァーン

そのとき、僕は西川ヘレンをみかけるという時空的因果関係の偶然のできごとによって、江戸時代にまでタイムスリップしてしまったのだった



>> 機動聖戦士メガロイドガイザードZX

>> 第104話「かくも長き不在」




江戸時代



徳川家康「東の京と書いて東京・・・北に京と書けばペキン・・・。おい、半蔵、どうしたのじゃ?」

江戸時代の城の天守閣のなか、徳川家康はごはんをたべていた


服部半蔵「うん、どうもしないけど、なんか下町に変な人がきてたよ」


そこにきた髪の毛を頭のうしろでゆわってきれいな着物をきた女の子は家康にそういったのだった



徳川家康「なんだと!さっそく刀狩じゃ!」

服部半蔵「うん、わかった」


そういいながら半蔵は部屋からでたのだった



江戸時代の下町

僕「ああ、ここが江戸時代の下町かー、珍しいたべものがいっぱいだ。あと江戸時代だから、きほんてきに白黒。」

そこに逃げてる町娘の人がきた


町娘「こんにちわ、わたしの名前はサキといいます。いま、あくにんに追われてるからたすけて」

僕「ええ、ぼくは日本からのものですが、助けますよ!」


そして、後ろからあくにんが10人くらいきた


悪人「わっはっは、お前、その町娘をわたせ!さもないと刀できる!」


僕「ばかやろう!わたせるわけないだろう!」

そういってぼくは刀をぬいて戦うのだった!


咲「がんばれ!」

僕「うん」



そういってぼくは刀の技で勝った


悪人「くそう、おぼえてろよ!」

そうすてぜりふを言って、悪人はにげた



僕「町娘のひと、どうして追っかけられてたのですか?」

咲「ええ、わたしはじつは、江戸城にいって徳川家康を殺そうとしてるのですが、それがばれて追っかけられてました」




そのころ、江戸城では・・・


服部半蔵「ただいま」


徳川家康「おおっ、半蔵!下町の変なやつはどうだったのじゃ?」

服部半蔵「いなかった」




そして、ぼくは下町の咲の家へときていた


咲「おとっつぁん、いまかえったよ」


おとっつぁん「おかえりー」

咲は、布団に寝ているおとっつぁんにそう挨拶したのだった


僕「こんにちわ、おとっつぁん病気ですか?」

おとっつぁん「いえ、ねむいから寝てます」

咲「お薬代さえあればねぇ・・・」


僕「そうだ!これを飲んでください、伊藤園のお〜いお茶です。すごくうまいです。」

おとっつぁん「ごくごく、あーうまい!こんなおいしいものがあるなら現代にいきたい!」


この番組は、伊藤園のお〜いお茶の提供でお送りしています。



それで、ぼくはごはんをご馳走になって、家からでた

僕「じゃあ、ぼくはそろそろ日本にかえりますね。いろいろありがとう」


咲「さようならー。またねー。」



そのとき、ちょうど江戸城の後ろから暗黒魔界ロボもでたのだった!




暗黒魔界忍道弾道弾 サイゴノニンドウ 体長100メートル 体重100トン
攻撃S 防御− はやさS and+α 必殺技:自爆



僕「あ!暗黒魔界ロボがでた!さっそく今日できた腕時計型のリモコンでメガロイドガイザードZXを呼ぼう!」

そういってぼくは、日本の基地からメガロイドガイザードをワープさせて呼んだ



ダグラマード将軍「おのれ!メガロイドガイザードZXたちめ!江戸時代までこさせやがって!唇がかわいちゃったよ!」

ダグラマード将軍のよこには、四天王のニンドゥーサという人もいたのだった




地底公儀隠密 四天王ニンドゥーサ
DATA:グランドデスバルド帝国四天王の一人。忍術がつかえる。



ニンドゥーサ「ふっふっふ、江戸時代とは御誂え向きだ。わたしの最終メカで決着をつけてやる!」

ぴゅローぴゅろろロー


ニンドゥーサがそう横笛をふくと、江戸城の近くの暗黒魔界ロボがこっちへと飛んできたのだった



ニンドゥーサ「わっはっは!あのロボットは笛で動くんだぞ、勝負だ!メガロガイザードZX!」


僕「のぞむところだ!ぼくも口笛でメガロガイザードZXを動かしてやる!」

ぴゅー ぴゅろろー


僕は急いでメガロイドガイザードZXのコックピットへと乗り込んだ



ニンドゥーサ「わはは、あと、このロボは、実はわたしの最終忍術なんだ、ロボットの中に500メガトンの爆薬がつんであって、この町をふっとばしてやる!」

僕「なんだって!江戸時代だからまあいいかもしれないけど、でもだめだ!くいとめよう!」



そのとき、地面でロボットをあやつるニンドゥーサの笛を、どこかから飛んできた手裏剣がたたきおとしたのだった!

服部半蔵「そこまでだ!お前たちの好きにはさせない!」

ニンドゥーサ「くっそう、お前は!服部半蔵!笛がこわれた」



僕「いまだ!ドラゴンZXソードからビームをだすんだ!」

そういって僕は、剣からビームをだした


ポワーン


そしたら、剣からでたビームで敵のロボはきえた



僕「江戸時代のみなさん、あのニンドゥーサの500メガトンの爆弾のロボットは、メガロイドガイザードZXの技で西部開拓時代のアメリカに飛ばして爆発させたので大丈夫です。安心してください。」


ニンドゥーサ「くそう・・・わたしの最終忍術がやぶれてしまった・・・、これは一から忍術の修行のやりなおしだな・・・ 半蔵さん、弟子にしてください」

服部半蔵「うん」



ニンドゥーサ「ダグラマード将軍、わたしは江戸時代にのこって過ごします。みんなによろしく」

ダグラマード将軍「わかった、がんばれよ!」


男同士の熱い友情だった



ガチャッ、ガチャガチャガチャッ

だが、そういって気付いたら、すでにぼくらは家のまわりごと江戸城の鉄砲隊にかこまれていたのだった!


僕「くっそう、いつのまに!どうしよう」

咲「油断したわ!」


服部半蔵「油断したな!さあ、その巻物をわたしてもらおうか」

こちらに振り返った服部半蔵は僕らにそういったのだった


服部半蔵「と、言いたいところだけど・・・おかげで江戸の下町がすくわれた。今日のところは見逃してあげる」



僕「ありがとう!」


僕と咲はそう感謝して、それぞれの家へと帰ったのだった。咲、江戸時代の人じゃなかったら結婚していた・・・。






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