#148.決戦!ダブルガイザード!?
機動聖戦士メガロイドガイザードZX 第148話
監督:上方良夫
脚本 リュウ
絵コンテ エリー小沢



ある日、ぼくがしんぶんのお店をみていると、"阿波根!ローマ法王にトマトを投げつける!生卵も!"という見出しが、しんぶんをの一面をおおっていたのだった!


僕「えー!ぼくはローマほうおうに何も投げてないのに!なんでこんなうその記事がでるんだ!だめだぞ!」


そう思ったぼくは、すぐさま、宗教新聞まごころタイムスの編集部へと、消火器をもって殴りこみに出かけたのだった!

これが、後にかたりつがれる、阿波根フライデー襲撃事件である!



>> 機動聖戦士メガロガイザードZX

>> 第148話「決戦!ダブルガイザード!?」




僕「デスク!どういうことですか!おたくの新聞にうそのことが書かれてるじゃないですか!ぼくはローマほうおうに何もなげてないよ!さじもね!」

ちなみに、「さじもね」という部分は、ぼくが"もの投げる"と"さじを投げる"ということを照らし合わせて考えた、似た言葉ギャグシリーズの1つで、これにはデスクも大爆笑だったことは言うまでもない。先制こうげき成功!


デスク「なにを言ってるんですか阿波根さん、たしかに投げてるじゃないですか、うちのカメラマンが撮った、この日光写真をみてください。明らかに、あなたがトマトや、ちくわぶを投げているよ!」

僕「あー!ほんとだー!しらたきも投げてますね!」



デスクがぼくにみせた写真には、たしかに僕がローマほうおうに向かって投げている写真だったのだった!


僕「これは、どういうことですか!ぼくはローマやギリシャ、それどころかパリス吉祥寺にも行ったことはありませんよ!ローマほうおうとも会ったことはないですから!」

デスク「じゃあ、この日光写真はどう説明するんですか!たしかにアナタがバチカンで、すだちや肉を投げているところが念写されてますよ!」


僕は、とても不安な気持ちになった!夢遊病で、ローマとかに行って、投げちゃったかも!と思ってきたからだった!


ここで、僕は気転をきかせ、おとくいのとんちで話題をすりかえたのだった!



僕「いやあ、それにしても、伊藤園のお〜いお茶は、どうしてあんなにおいしいんでしょうか?」

デスク「それはね、自然抽出、ナチュラルクリアー製法、ティー・ナチュラル製法などの、3つのナチュラルを心がけてつくっているからだよ!」


僕「だからかー、どうりで、すげーナチュラルだと思ってました!チェロキだとも思ってました!」


この番組は、伊藤園のお〜いお茶の提供でお送りしています。チェロキは車です。



僕「それにしても、この写真の人物は誰なんだ!ぼくではありませんよ!」

ぼくは、作戦であえて話題を元にもどしてみたのだった


デスク「でもなぁ、そっくりだしなぁ、でもそう言われてるみると、写真の阿波根くんは、目が釣りあがってるよ、あとマフラーの色がちがう。」

みごと僕のさくせんは成功!デスクがそのことに気付いたのだった!これは法廷テクニックに似た、ぼくのオリジナルテクニックだった


僕「そうです!その阿波根はにせものなんだよ!それに、たしかその日のぼくは、猫と鍋パーティをしていたからアリバイもバッチリだ!」

猫舌である猫が、なべをほとんど食べれなかったということをのぞいて、僕のアリバイは完璧だった


デスク「じゃあ、もう1度ローマにいってみて、事件の真相をときあかしましょう!」

僕「うん!」


こうしてぼくたちは、ビジネスクラスでローマ市内へと向かった!

でも、これが、デスクが機内でキャビンアテンダント、いわゆるスッチーのお尻を触ったさわらないで揉めることとなる、スッチー・ミッチー問題に発展することになるとは、ぼくはこのとき思いもしなかった・・・でも、それは別のお話し



>> 14時間後 ローマ・レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港


デスク「この空港が、いわゆる、あの有名なダビンチコードかー」

僕「じゃあ、ローマ法王のところにいきましょう!」


デスク「ちょっと待て!あそこにいるのは林家ペー・パー夫妻じゃねーのか!?」

僕「なにを言ってるんです!林家ぺー・パー夫妻が、ローマに居るわけないでしょう!」


だが、これが本物の林家ペー・パー夫妻だったとは、ぼくはこのときは思いもしなかった・・・でも、それは別のお話し


そしてぼくらは、タクシーをのりつぎ、とうとうローマ法王の居る家まできたのだった!


僕「ここがローマ法王の家ですかー、大きいですねぇ」

デスク「ああ、東京ドーム40個ぶんだと言われているよー」

そして、ぼくたちがローマ法王の自宅をながめていると、なんとそこに林家ペー・パー夫妻もやってきたのだった!


僕「あ!林家ぺー・パー夫妻だ!」

デスク「すげー本物だ!」

そして、突然フラッシュをばちばちたきながら撮影をはじめる林家ペー・パー夫妻を見て、ぼくは過去の出来事がそうぜんとフラッシュバックしたのだった!はんぜんとしたのだった!



僕「ちょっと待てデスク!あんた14時間前に編集部で"日光写真で撮影した"みたいなことを言ったよな!」

デスク「ああ、あれは立派な日光写真だったからな!」


僕「でも、たしか日光写真というのは、撮るのにすげー時間がかかるはず!そのことから推理すると、カメラマンと、にせの僕はグルじゃないのか!それに、よくみたら、デスク!お前、肌の色が真紫色じゃねーか!お前!さてはダグラマード将軍の変装だろう!」


デスク「ぎく!ばーれーたーかー!・・・仕方ない!すべてはお前をおとしいれる為の作戦だったのさ!そのローマ法王も劇団東俳の人だ!」

僕「なんだって!あやうくだまされる所だった!」


そういうと、むこうから偽のぼくがあらわれた!!


偽阿波根「ぐははは!!吾輩はな!偽の阿波根だ!10万41歳なんだ!!」

僕「喋り方が全然ちがうじゃねーか!!」


そんなやりとりをしていると、偽の阿波根が悪いロボをよびだした!




暗黒魔界ロボ ダークガイザード 体長100メートル 体重100トン
攻撃A 防御A はやさA and+α 必殺技:ファイナルダークマター



ダグラマード将軍「ふっふっふ!今回のロボはな、にせものつながりで造った、メガロガイザードZXにそっくりのロボ!ダークガイザードだ!!このロボで、ローマ市内をめちゃめちゃにして、メガロガイザードZXのローマでの風評を地の底におとしてやる!」

偽阿波根「ぐははは!これはな!世を忍ぶ仮の姿なんだ!!」


そういうことなので、僕もメガロイドガイザードをすぐ日本の基地から呼び出してたたかった!!



僕「くっそー!なんか敵のロボがメガロイドガイザードに似てるので、いつもの調子がでない!」

そのとき、メガロイドガイザードの人口知能・ZX回路が光った!!


ぴゅキーん


人工知能「コンニチワ、ワタシはメガロイドガイザードZXの人工知能です。」


そして、双子の徳大寺博士からの通信もはいったのだった!


徳大寺博士「どうしたんだ!阿波根くん!いつもの3分の1ぐらいの、らんま2分の1ぐらいのパワーしか出てないじゃないか!」

僕「すいません・・・博士、敵が似てて・・・」



徳大寺博士「わかった!阿波根くん!こんなときのためにね!ZXのパワーアップスイッチをその椅子のところに用意してたんだ!押してみたまえ!」


僕「押します!」


そういってぼくは、さっそうと椅子のところのボタンを押したのだった!!

そしたら、ZXは敵に全然にてない、どっちかって言うと紀州犬に似た感じになって、ぼくも気にならなくなったので倒せた





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