#159.恐怖の祭典!愛・地底博!!
機動聖戦士メガロイドガイザードZX 第159話
監督:小麦誠一
脚本 リュウ
絵コンテ 駿河ガク



ある日、ぼくの三鷹の家のポストに、ゴールポストに1枚の招待状がやってきていた!それは、同時に、僕が、あの有名な万博『愛・地底博』のマスコットキャラクターにえらばれましたよ!ということでもあったのだった!


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>> 第159話「恐怖の祭典!愛・地底博!!」



この番組は、伊藤園のお〜いお茶の提供でお送りしています。



僕「それで、今日は、ぼくは福島県でひらかれるという愛・地底博のオピニオン会場にやってきました!」


グランドーラ「やあ、阿波根さん!私が、この愛・地底博をひらいた、建設業界の重鎮・グランドーラだ!」




金剛重機 四天王グランドーラ
DATA:グランドデスバルド帝国四天王の一人。地上で建設会社経営中。



僕「あ!あなた!もしかしたらグランドデスバルド帝国の四天王の人じゃないですか!だめじゃないか!」


グランドーラ「いや、まってくれ!私はたしかにグランドデスバルド帝国四天王の人だが、でも、今は地上の建設会社の経営が忙しくて、地上支配計画には参加していないんだ!」

僕「そういえば、そうですね、戦ってませんね!」


そうだったのだ、ぼくは今まで敵の四天王の人たちの3人とはよく戦って爆発させたりしたけど、このグランドーラという四天王の人とはたたかっていなかったのだった!

ぼくはいちまつの不安をすて、グランドーラの人の話しをきくことにした!



グランドーラ「そういうことで、今日はだな、愛・地底博の開会を前に、この博の素晴らしさをみんなにアッピールするためのコマーシャルを撮影しようかと思っているのだ!」

僕「コマーシャルですか!それはめいあんだとおもいますよ!」


グランドーラ「そうだろう。それでな、今日はマスコットキャラクターの君に、いろんなパビリオンを先行体験してもらいたいと思うのだ!」


僕「えー!マシっすかー!すげーらっきー!ラッキー!クッキー!猛ラッキー!」

これは、ラッキーマンからヒントを得た、僕のオリジナルギャグだった!



グランドーラ「じゃあ、阿波根くん、まずは、この地底おでん館から体験してみてくれ!」


僕「おでん館ですかー、看板には、かわいいおでんクンのキャラクターが書かれていますね!」

グランドーラ「ああ、テレビをみてかわいいと思ったからね、急遽、まねして書いてみたんだ!キャラクターグッズも勝手に売る予定なんだ!」


そういってぼくらは、さっそうとおでん館の中にはいった!そこには、鍋でぐつぐつと煮られたおでんがあったのだ!


グランドーラ「それでは、マスコットキャラクターの阿波根くんには、この熱々のおでんを、1分以内に食べ尽くしてもらいます」

僕「なんだってー!しかも、これは、ほんとに熱いおでんじゃねーか!」


とつぜん、ほんとに熱いおでんを食えみたいなことをいわれて、ぼくはびびった


僕「ここここ、告訴してやるー!聞いてないよ!!」

そしてこれは、ダチョウ倶楽部からヒント得た、僕の半オリジナルギャグだった!


その後は、ぼくはあついおでんを、はふはふいいながらいってたべた

僕「愛・地底博は!このおでんぐらい熱いぜ!今が旬!聞いてないよ!」



グランドーラ「はいカット!いやーよかったよ!阿波根くん!」


僕「あー、よかったですか!監督!でも数日間のこるかんじに唇をやけどしましたよ!」

グランドーラ「じゃあ、つぎの館にいってみるぞ!」


僕「わかりました!」



そういって僕たちは、つぎの館にいった



グランドーラ「次の館はな、地底お風呂館だ!」

僕「お風呂館ですか!健康によさそう!」


そうしてぼくたちは、透明のお風呂にお湯がはった館にきたのだった!


グランドーラ「さて!ここではですね、阿波根くんに1分間熱湯風呂にはいってもらって、出た後に決め台詞をいってもらいたいと思います。」


僕「えー!そんなこと言って、これ、ホントに熱いお風呂じゃないですか!やけどしちゃうよ!」


そういってぼくは、ドキドキ生着替えの後、お風呂のとこまでいったのだった



僕「押すなよ!押すなよ!絶対に!押すなよ!」


ドボーン!


僕「熱い!熱い!ここここ、告訴してやる!聞いてないよ!暑い夏休みは愛・地底博できまり!」


グランドーラ「はいカット!よかったよ!阿波根くん!」


僕「いやー、よかったですか監督?トニー賞ですか?」


グランドーラ「じゃあ、次の館にいってみようか!」

僕「いってみましょう!」



グランドーラ「次の館はな、バズーカ○×クイズ館だ!」


僕「わー、お笑いウルトラクイズに似ててたのしそうですね」


そしてぼくたちは、屋外によういされたバズーカ○×クイズ館にきたのだった



グランドーラ「ここではですね、○×クイズをだして、間違えた答えをえらんだ人をバズーカで撃ちころします」


僕「えー!死んじゃうじゃないですか!耳にしてないよー!」

ちなみに、耳にしてないよー!は、聞いてないよー!を進化させたぼくのオリジナルギャグだった!

だが、ここでぼくはピーンときて、監督にせまってなぞをといかけた!


僕「もしかして、さっきから熱いことや危ないことばかりさせて、ぼくをころそうとしてるんじゃないでしょうね!」


グランドーラ「ぎく!な、なにをいってるんだ阿波根くん!そんな訳ないだろう!このCMが成功すれば、CDデビューの噂もあるのだよ!」


ぼくは、CDデビューが誰プロデュースなのか気になったが、でも推理をつきつけた!

僕「いや!さっきのおでんといい、熱湯風呂といい、ホントに熱かったじゃないですか!ふつうは、少し加減するはずですよ!それに、そのバズーカ!よくみたら本物のバズーカじゃないですか!ほんとに死んじゃうじゃねーか!」


グランドーラ「ばれては仕方ないな・・・じつは今日、きさまをここにおびき寄せたのは、全部ワナだったのだ!あの招待状も郵送したものだったんだ!」


僕「えー!ぼくをだましていたのか!なんてひどいやつなんだ!ここここ、告訴してやるー!くるりんぱ!」



そういっていると、地下からゴゴゴゴーってなって、地面がわれて敵のロボがあらわれた

グランドーラ「みろ!これが暗黒魔界絶対重機グレイトフルゲートだ!」




暗黒魔界絶対重機 グレイトフルゲート 体長150メートル 体重150トン
攻撃A 防御S はやさD and+α 必殺技:グレイトフルザッパー



わるいロボにのって大声でそう言ってたグランドーラは、ロボのそうじゅうも超上手くて、ぼくは困ったが、がんばって剣で切って倒せた


グランドーラ「くそう・・・都市博が中止になって元気のなくなった建設業界をもりあげるため・・・この愛・地底博を開催して、ついでに阿波根も殺そうとしたが・・・わたしもここまでか・・・だが、わたしがしんでも愛・地底博は予定どおり開催されるのだ!!スポンサーの関係で!」

グランドーラはそういいのこすと、爆死した


僕「グランドーラ・・・。悪を憎んで、愛・地底博を憎まずということか。じゃあ、ぼくも愛・地底博を応援することにしよう。ぼくのデビューCMの仕上がりもたのしみだし」



>> 3日後


偽阿波根「ぐははは!吾輩もな!愛・地底博が大好きなんだ!魔界でも人気だぞ!」


僕「って!CMでてるの偽の方じゃねーか!」





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