#175.地球をまもれ!
機動聖戦士メガロイドガイザードZX 第175話
監督:上方良夫
脚本 リュウ
絵コンテ 工藤あさり


焼いも屋さん「い〜し〜や〜き〜いも〜 いも〜 やむいも〜」


僕「あの!いもをください!・・・あ!!」


まちに屋台がきていたので、ぼくはいってみたら、やきいも屋さんのおじさんがダグラマード将軍だった


>> 機動聖戦士メガロイドガイザードZX

>> 第175話「地球をまもれ!」

この番組は、伊藤園のお〜いお茶の提供でお送りします。


ダグラマード将軍「あ!おまえはメガロイドガイザードZXのパイロットの人!お前に売るやきいもは無い!タン麺はねぇ!」

僕「ひどいじゃないか!うってください!おいもを!あとワンタン麺も」


ダグラマード将軍「だめだだめだ!このおいしいおいもは売らん!」


僕「でも、なんでダグラマード将軍がおいもを売っているの?」

ぼくは、そういって将軍に半疑問系をたずねてみた

 

ダグラマード将軍「そ、それは・・・」



>> 36時間前

>> 地底数万メートル ・・・ 次元マグマ城塞 マグマ城


ダグラマード将軍「ジョナサン女王、おやつのじかんです」

ジョナサン女王「くるしゅうない、今日のおやつは何ぞよ?」


ダグラマード将軍「たまごボーロです。」

そのときである、このジョナサン女王の謁見室に、とつぜん2人の黒衣の男が現れたのだった!


男「御機嫌よう。ジョナサン女王。我々は、地底最高意志決定機関【深極】からの使者。」


ダグラマード将軍「し、シンキョクだって!地底でも、すごい謎とされてるやつじゃないか!どういうことですか!女王!謎ですよ!」

ジョナサン女王「よにも詳しいことはわからぬぞよ。でも、深極は地底の意志だということぞよ。ぜよ。」

 

男「我々【深極】は、ジョナサン女王の地底統治権及び地上支配下計画の指揮権限を剥奪し、機関自らが、その全指揮を執ることを決定しました。」


ダグラマード将軍「なんでだ!ジョナサン女王は、地底の象徴的ひとだぞ!その決定はだめだ!」

ジョナサン女王「よしなさい・・・、ダグラマード将軍。地底における深極の決定は絶対。従いましょう。」

そういって、ジョナサン女王は静かに目をとじた。

 

男「あ…、ちなみに、私の名前は、二階堂天使。本名です。これが、戸籍謄本のコピー。ほら、本当に本名でしょう?本名過ぎるでしょ?これからは、私と、そちらの・・・」


偽阿波根「ぐははは!吾輩はな!偽阿波根だ!10万41才だ!大相撲ファンなんだ!」

なんと、黒衣の男たちの正体は、二階堂天使と偽阿波根だったのだった!しょうげきの事実だったのだった!密室ぐらいしょうげき


ダグラマード将軍「に、偽阿波根!お前は私の手下の人のはずだったのに!」


偽阿波根「ぐははは!吾輩はなぁ!もうキサマの操り人形ではないんだ!逆に蝋人形にしてやろうか!仏蘭西人形に!仏蘭西ベッドに!」


二階堂天使「今後は、機関に選出された我々二人が、ZX対策最前線指揮官としての任に着き、そして、現在製造中の最終暗黒魔界ロボが完成次第、地上支配下計画の【最終作戦】を実行に移します。

尚、機関からの指示に従い、ジョナサン女王は幽閉。ダグラマード将軍は、罰ゲームとして、地上で焼きいも屋さんとしての生涯を過ごす。の刑に処す。」

 

ダグラマード将軍「えー!!」


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ダグラマード将軍「そうして、現在に至るのだ・・・」


僕「そんなことがあったのか・・・じゃあ、おいもを1つください」


ダグラマード将軍「はい!4000円です!」


ダグラマード将軍のおいもは高かった。


僕「って、このやきいもは、タロイモじゃないか!!」

しかもタロイモだった。

 

そうしていると、地面がゴゴゴゴとゆれた!超ゆれて、震度100ぐらい!


>> 東京 霞ヶ関


総理大臣「あ!あの東シナ海の方のあれは何だ!!すごいでかい暗黒魔界ロボがでたぞ!」

軍務大臣「ほんとうだ!でましたね!総理大臣!」

 

そう、さきほどダグラマード将軍が思い出話でいっていた、最終暗黒魔界ロボというのが、もう完成していて、でてきたのだった!


僕「なんだ!あの暗黒魔界ロボは!でかすぎる!日本ぐらいでかいよ!」


ダグラマード将軍「あれが、最終暗黒魔界ロボ・ブラックサンだ!!全長100万キロメートルだ!」

僕「でかー!まるで暗黒魔界ロボのホームラン王ですね!」


最終暗黒魔界ロボ ブラック・サン 体長100万キロメートル 体重100万トン
攻撃Z 防御Z はやさE 必殺技:なし

今のは、王選手の「おかしのホームラン王」というギャグからヒントを得た、ぼくのオリジナル一本脚ギャグだった

 

>> 東シナ海上空 最終暗黒魔界ロボ ブラック・サン 上面部


二階堂天使「ふふふ…、このブラックサンと、この100万体のマグマ兵で、もはや地球の支配は完了したもどうぜんですね。そして、まず何よりも、我々自らの手で、あの憎き阿波根を叩き潰せる・・・」


偽阿波根「ぐははは!吾輩はなぁ、ミサをやるんだ!ライブハウスでな!アルバムは大聖典だ!大辞典!」

空中を移動するブラックサンの上に立つ二階堂天使と偽阿波根。そしてそのうしろには、漆黒のボディをした自律行動型地底メカ兵士マグマ兵が、たくさん控えていたのだった。


二階堂天使「どうやら、不粋な来客のようですね・・・」

二階堂天使がそういうと、ブラックサンの周囲にはアメリカ軍のひこうきがきていたのだった!そして、ミサイルとか銃でブラックサンを攻撃しだした!

しかし、ミサイルとか銃はブラックサンに届く前に空中で反射されてしまって、それでアメリカ軍のひこうきも爆発してしまうのだった!


偽阿波根「ぐははは!ブラックサンのバリアーは完璧だからな!どんな攻撃も通じないんだ!ライデン少佐は、悪魔とは違う種族のものなんだ」

黒煙巻き起こる上空を見上げ、偽阿波根は叫んだ。

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僕「じゃあ、今日は大晦日なので、ぼくは家に帰って年越し番組をみますね。さよなら」

ダグラマード将軍「待て!メガロイドガイザードZXのパイロット!あのでかい暗黒魔界ロボは、日本にくる気だぞ!三鷹もこわすきだ!」


僕「ええ!じゃあだめじゃないですか!倒さないと!いぬ年がむかえられない!」


ダグラマード将軍「しかも、最終暗黒魔界ロボだからな、今までより100倍以上つよいぞ!」


100倍以上なら超つよい!と、ぼくが思っていたら、突然そこに、謎のロボサウザンラーがきたのだった!


シャドゥ☆ソルジャー「阿波根!さがしたぞ!」

僕「あ!謎の人!シャドゥ☆ソルジャー!一体なんだ!また、いやがらせにきたのか!」


シャドゥ☆ソルジャー「ちがう!今日は阿波根に、地底で捕まっているジョナサン女王を助けにもらいにきた」

僕「なんだって!なんで、ぼくが悪い女王を助けないといけないんだ!やだぞ!」


シャドゥ☆ソルジャー「阿波根・・・・」

シャドゥ☆ソルジャーの声が、突然いつもの誘拐犯人の電話風声から女の子の声にかわった


シャドゥ☆ソルジャー「じつは、ジョナサン女王は、私たちのおかあさんなのよ!お兄さん!」


僕「あ!おまえは妹!」


シャドゥ☆ソルジャーが、いつものヘルメットをとると、それは2話のときに死んだはずのぼくの妹だった!


僕「妹は!しんだはずなのに!」

シャドゥ☆ソルジャー「実は、がれきの下敷きになりかけたところをジョナサン女王に助けられて、私とお兄さんが実は子どもだということを聞いたの・・・私たちは日本で考古学者をしていた父と、地底人のジョナサン女王のとの間に生まれたハーフだったのよ!」


僕「ハーフだったのか!しかも、兄と妹で、ハーフ&ハーフ!カロリー2倍」

僕は、自分がハーフだったというしょうげきの事実におどろいた!そうして別の謎も妹にきいてみたのだった


僕「でも、なんでシャドゥ☆ソルジャーとしてぼくを襲ったりしたの?」


シャドゥ☆ソルジャー「実は、おかあさんは地底の意志とされる深極に命令されて、しかたなく地上を支配しようとしていたのよ・・・そして、私も思春期の関係でシャドゥ☆ソルジャーとして、お兄さんの邪魔を・・・」

僕「そうだったのか・・・」

ぼくは事実にびっくりしたが、妹が思春期もとけたようなので、安心した


ダグラマード将軍「まさか、メガロイドガイザードZXのパイロットとシャドゥ☆ソルジャーの人が皇太子と皇女だったとは・・・。チャールズ皇太子とダイアナさん。だが、ジョナサン女王を助けるといってもどうすればいいんだ・・・」

僕「そうだ!あのでっかい暗黒魔界ロボも倒さないとだめだし!」


シャドゥ☆ソルジャー「ブラックサンには、絶対に無敵のバリアーがついていて、その制御装置は地底にあるのよ!今も電波3本でとばしてるのよ!」


ダグラマード将軍「そうだったのか!」


シャドゥ☆ソルジャー「それと、実はブラックサンは、巨大すぎて鉄が足んないから、身体がボール紙で出来ているの!だから、バリアーさえなくなれば簡単に倒せるわ!」

僕「だからあんなに大きくても、鉄が足りなくなって鍋が無くなるとかいう事件がなかったのか!なら、さっそくそのバリアーを消しにいこう!」


シャドゥ☆ソルジャー「ええ、お兄さんとダグラマード将軍は、二人で地底にいって!私はサウザンラーで地上のマグマ兵とかの相手をするわ!」


ダグラマード将軍「わかった!がんばってくれ!いくぞメガロイドガイザードZXのパイロット!」

僕「うん!」


こうして、ぼくとダグラマード将軍は、いきようようと地底にいったのだった!




つづく


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