>> 機動聖戦士メガロイドガイザードZX
>> 最終話「今日でメガロイドガイザードZXは終わります!来週からは新番組「ほのぼの家族」がはじまるよ!の巻き!!」
日本には日本くらいでかい最終暗黒魔界ロボ ブラック・サンがきちゃってて、もう大さわぎになっているさなか、ぼくは、そのブラック・サンの絶対無敵なバリアーを消すべく、ダグラマード将軍とともに地底へときていたのだった!!
僕「ここが地底か〜」
ダグラマード将軍「メガロイドガイザードZXのパイロットの人!ここが地底のカリスマ美容師のお店だ!」
僕「ここがカリスマ美容師の居るという美容室か〜」
そう言ってぼくはお店を見上げながら、ダグラマード将軍に謎をきいた
僕「それで、ブラック・サンのバリアーを消す機械はどこにあるんですか!あとおかあさんも助けないと!」
ダグラマード将軍「そうだったそうだった、えーっと、ジョナサン女王はマグマ城にいるんだ!ここからも見えるだろう、あのカッコいいお城がそれだ!」
ダグラマード将軍がそう言って指差した先には、でかいお城があったのだった!
僕「ほんとだ!あれがマグマ城か〜 さっそくいきましょう!」
ダグラマード「さっそく行こう!1秒たりとも無駄な時間をすごしている暇は無いぞ!」
そういって僕たちは、ダグラマード将軍が薦める地底行列のできるお店でクレープを買いながら、マグマ城へといそいだ!
ちなみに、ダグラマード将軍は地底の将軍なので、行列ができていても横入りしてすぐにクレープが買えたのだった!ラッキー!!
僕「この生クリームがうまいですね!ダグラマード将軍!」
ダグラマード将軍「そうだろ!ここのは地底ジャージー牛の生クリームだからうまいんだ!あといちごは地底とちおとめ」
ぼくは口に生クリームがつくのもきにせずにうまい地底クレープをほおばった!
そして、クレープを持ったまま、でかい門をあけてマグマ城へのせんにゅうを成功させたのだった!!
ダグラマード将軍「わたしはな、今は城の中では敵とされているから、気をつけてジョナサン女王がつかまっているところまでいこう!」
僕「そうですね!気をつけていきましょう、あとクレープもこぼさないようにしないと!」
そういいながら、ぼくとダグラマード将軍はクレープをこぼさないように慎重におかあさんが幽閉されている場所まできたのだった!!
ダグラマード将軍「ジョナサン女王!ジョナサン女王!助けにきましたよ!!」
ダグラマード将軍がそういうと、牢屋の中にいたおかあさんが顔をだした
ジョナサン女王「ダグラマード将軍、助けにきてくれたのですか。それに、横にいるあなたは実は私の息子である阿波根ではないですか・・・」
僕「そうです!おかあさん!ぼくですよ!こんなに成長しました!あいたかったです!」
ぼくとお母さんの感動の再会だった!!感動の再会だからダグラマード将軍も徳光ぐらい号泣!!
ジョナサン女王「阿波根・・・わたしは地底の女王としてあなたを殺そうとしてしまいました。ごめんなさい。だから、もうあわせる顔が無いのです・・・」
僕「なにをいってるんですか!おかあさん!きにしないでください!」
そういって牢屋のおくにひっこんでしまうおかあさんに、ぼくはそうやさしく言った!
ジョナサン女王「なんてやさしいんでしょう、阿波根は。それで、最終暗黒魔界ロボのバリアーを消す装置は、この城の女王の玉座の後ろの秘密の間にあるんです。」
僕「そうですか!じゃあ、いっしょにそれを消しにいきましょう!」
ジョナサン女王「いやだめです。この牢屋は鉄でかたいから、あけるのにすごい時間がかかります。急がないと日本に最終暗黒魔界ロボが来ちゃって大変なことになるので、わたしを助けるのは後にしなさい!」
ダグラマード将軍「そんな!私は女王を助けるためにきたんですぞ!」
僕「そうです!妹にも助けてって言われたんです!」
ジョナサン女王「そうですか、ではおねがいします。」
おかあさんがそういったので、ぼくとダグラマード将軍は2時間ぐらいかけて、鉄の牢屋をあけようとしたが、もう鉄だから全然かたすぎて、開かなかった!!
僕「だめです、おかあさん、鉄だから開かないよ」
ダグラマード将軍「ほんとだ!かたすぎる!なんで木じゃないんだ!!」
ジョナサン女王「私の言ったとおりでしょう?私の予知能力で、この牢屋が開かないことは既に2時間前に見えていたのです。だから、わたしを助けるのを後にしなさいといったのですよ。」
僕「そうだったのか!おかあさんはすごい!」
ダグラマード将軍「さすがジョナサン女王だ!」
おかあさんの予知能力に感心したぼくらは、ダグラマード将軍と二人ですぐさま女王の玉座の後ろの秘密の間へといそいだ!!
僕「ここが秘密の間か〜」
ダグラマード将軍「こんなところにこんな間があったとは・・・」
ぼくとダグラマード将軍がみつけた間は、壁が真っ黒くてところどころ赤い光が走る不気味な間だった!!
僕「なんて不気味な間なんだ・・・」
ダグラマード将軍「みろ!あんなところに!なにかあるぞ!あれがブラック・サンのバリアーを消す機械じゃないのか!?」
ダグラマード将軍がそういって指差した先にあったのは、謎の不気味な腹話術人形だった!!
僕「なんでこんなところに腹話術人形が・・・服はブレザーだけど、顔がフリーザみたいでちょっとこわいですね・・・」
そういってフリーザみたいな腹話術人形におそるおそる近づくと、その人形がいきなりしゃべりだして、超びびった!!
腹話術人形「私は、地底の最高意志決定機関【深極】」
ダグラマード将軍「なんだって、この腹話術人形が地底でもすごい謎とされていた深極の正体だったのか!!」
腹話術人形「私は、元は地上の腹話術人形として生まれたのだ・・・だが、フリーザに似ているということで子供たちに嫌われて、この地底におわれてきた・・・そこで、この地底のマグマ城の秘密の間に隠されていた地底マザーコンピューターと合体して、地底を操る影の機関【深極】となったのだ。」
ダグラマード将軍「なんだって!この地底を操っていたのが、地球の温暖化や自然破壊に怒った地上の腹話術人形の仕業だったなんて・・・」
僕「そうだったんですね・・・ここ近年はペットブームなどといって無責任にペットを飼ったり放したり、住専問題などと言って無責任なことを人間がしたりするから、それに対する腹話術人形の怒りが地上支配化計画へと変貌していったのでしょう・・・・」
地底の地上支配化計画は、人間が地球にひどいことをするから起こった人類への警告だという真相があきらかになったのだった!!
腹話術人形「・・・ん?君は、私が地上で腹話術人形をしていたころに、唯一ひとりだけ私のことを”フリーザみたいでちょっとこわいけど、ちょっとかっこいい”と言ってくれた子供じゃないのか?」
僕「あ!あのときの腹話術人形じゃないですか!あのマリンの前!」
なんと!この腹話術人形は僕がこどものころにスーパーの前で出会っていた腹話術人形だった!感動の再会で徳光係りのダグラマード将軍もまた号泣!!
僕「じゃあ、腹話術人形さん、最終暗黒魔界ロボのバリアーのスイッチをきってください!」
腹話術人形「それわ出来ない!!」
僕「なんでですか!!こどもの時ほめてあげただろ!!」
腹話術人形「いあ、そもそもあのブラック・サンにはバリアーはついてるが、絶対無敵というほどでは無いんだ。だからバリアーのスイッチもブラック・サンの内部にある。」
ダグラマード将軍「なんだって!じゃあ絶対無敵バリアーの話はうそだったのか!!」
腹話術人形「うそだったんだ・・・。あの二階堂天使が考えて流したうそ情報だったんだよ!」
なんと、ブラック・サンの絶対無敵バリアーの話はうそだった!!
腹話術人形「だから、帰って、はやくあの最終暗黒魔界ロボを倒しなさい。私もひさしぶりに君という唯一私を腹話術人形としてみてくれた少年に再会できて改心したから、もう地上支配化計画もやめるよ。」
そう言って、腹話術人形はしずかに目をとじて二度とうごかなくなったのだった・・・
僕「これから人類は、このことを教訓とし、二度と顔のこわい腹話術人形をつくってはいけませんね・・・」
ダグラマード将軍「そうだな。この地球からのメッセージを重く受け止め、今後は地底でも腹話術人形の顔は全部かわいくするという法律をつくろうと思うよ。」
ぼくたちはそう固くちかって、秘密の間を後にしたのだった・・・
ダグラマード将軍「じゃあメガロイドガイザードZXのパイロット!はやく地上にいって最終暗黒魔界ロボを倒すぞ!!」
僕「そうしましょう!!」
そういいながら、僕とダグラマード将軍が城の廊下を進もうとしたとき、なんとぼくの手にもっていたクレープが、赤い赤外線レーザーにあたってしまった!!
ファーンファーンファーンファーンファーン!!
僕「しまった!クレープが!!」
そうしたら、突然城に警笛がなりひびいて、たくさんのマグマ兵がこっちにきてしまった!!
ダグラマード将軍「くっそう!こんなときに!でも大丈夫だメガロイドガイザードZXのパイロット!ここは私にまかせて先をいそぐんだ!!はやく地上でわるものを倒せ!」
僕「わかりました!ダグラマード将軍!かならずまた地上で再会しましょうね!」
そう言って僕は、地底エレベーターにのって地上へと急いだ!!
>> 地上
既に腹話術人形という主を失った最終暗黒魔界ロボ ブラック・サンはその日本ぐらいある巨体を浮遊させたまま日本へとすごく近づいてきていたのだった!!
僕「うわーーーーすげーでかい!さすが日本ぐらいあるな!!でも、あんなでかいロボット、メガロイドガイザードZXじゃ大きさが全然ちがうから勝てないよ〜」
そうぼくが言っていたら、ぼくの腕時計型トランシーバーから双子の徳大寺博士からの通信がはいった!!
徳大寺博士「おおっ、阿波根くんか!やっとつながった!」
僕「ええ、今まで地底にいましたから、アンテナが0本ですいませんでした!」
徳大寺博士「いや、いいんだ、それより。あんなでかい暗黒魔界ロボがきたらZXだと勝てないので、われわれはこんな日のときのために100年前から別のロボを開発していてそれが今完成したんだ!」
僕「なんですって!たった今完成したんですか!?ラッキー!!」
徳大寺博士「ああ、実はこれは地底との共同開発でね、考古学者だった君のお父さんと君のお母さんの出会いのきっかけにもなったロボなんだよ。」
僕「そうだったんですか・・・運命を感じますね!!」
徳大寺博士「すでに、その腕時計型トランシーバーをつかってロボを起動してコックピットにワープできるようにしたから、コンピューターでしたから、はやくロボを呼び出したまえ!最終決戦だ!!」
僕「わかりました!!いでよ!!新しいロボ!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッ・・・・・!!!!
僕がそうさけぶと、すごい地震がグラグラして!まるで震度1000ぐらいゆれて、僕はワープした!!
ドカーーーーーンンッ!!!
そして、北海道の真ん中の地面をつきやぶってロボの顔が登場した!!
日本ガイザードZX 体長 日本 体重 日本
攻撃ZX 防御ZX はやさZX 必殺技:日本粒子砲
僕「こ、このロボは!!」
徳大寺博士「そうだよ!このロボは日本を改造してロボにした、日本ガイザードZXだ!!本州が胴体で、手足は海の中だよ!!」
僕「すげー!!これなら日本ぐらいでかいブラック・サンとも戦えますね!こっちも日本ぐらいでかいから!というか日本だから!!!」
そういって僕は、日本ガイザードZXの背中部分に位置する地球とくっついてる部分を切り離して立ち上がったのだった!!
僕「ZX!大地で立つ!!」
これは僕が、ガンダム大地に立つ!をアレンジしてつくったオリジナルギャグで、これには、腕時計型トランシーバーで聞いてた徳大寺博士も大ばくしょう
そうしてついに立ち上がった日本ガイザードZXは、最終暗黒魔界ロボブラック・サンとの大たちまわりをくりひろげるのだった!!
徳大寺博士「阿波根くん!その手前についてる赤いボタンは、東京原発と連動していて、東京原発自体をミサイルとして射出する”ZX原発ミサイル”なんだ!それを発射してブラック・サンのバリアーを壊すんだ!!」
僕「はい!わかりました!!おりゃーー!!」
そういいながら僕が赤いボタンを連射すると(16れんしゃ!!)次々とリボルバー式に東京の地面が回転して、ZX原発ミサイルが飛び出していったのだった!!
ドカーン!!ドカーン!ドカーン!ドカーン!ドカーン!ドカーン!
ブラック・サン「ぎゃおおおおおおぉーーー!!!」
ブラック・サンがそう大騒ぎをしたが、まだバリアは壊れていなかった!!
僕「博士!バリアがまだ消えません!」
徳大寺博士「消えないか!じゃあ、今度はその手前にあるてっぽうの引き金式ボタンを押すんだ!」
僕「これですか!」
そういって、僕は鉄砲の引き金式のボタンをにぎった!
そうしたら、日本ガイザードZXの頭がひかって、おでこから超巨大な巨大すぎるビームがでた!!
ズバァーーーーーーーーーーーン!!!
徳大寺博士「みたか!これが、日本ガイザードZXの必殺兵器”日本粒子砲”だ!!日本中の電気・水道・ガス!全エネルギーを強制的に日本ガイザードの頭部に一点集中させ放つ必殺の砲なんだ!!」
ブラック・サン「ぎゃおおおおおおぉーーー!!!」
日本粒子砲は、すごい勢いでブラック・サンに命中して、ブラック・サンがまた騒いで雄たけびをあげて、こんどはバリアーが消えた!!
僕「やりました博士!こんどこそバリアーが壊れましたよ!!」
徳大寺博士「よし!バリアーが消えたか!あとは自由に戦うんだ!」
僕「わかりました!いくぞー!わるもの!!」
僕はそういって太平洋をがしんがしんいわしながら歩き、ブラック・サンに殴りかかった!!
そうしたら、ブラック・サンはボール紙でできていたもんだから、思いのほかやわらかくてそのままべこんってへこんで、日本ガイザードZXもバランスを崩して、そのままブラック・サンの身体に倒れこんだ!!!
バターーーーーーーーンッ!!!ザッバーーーーーーーンン!!!
そして、巨大な津波をおこしてそのままブラック・サンは海の中に落ちて倒せた!!
僕「やったぞ!!最終暗黒魔界ロボをたおしたぞ!これで地球もすごく安心だ!!」
ぼくは、海中にうつぶせに倒れ込んだ日本ガイザードZXのコックピットの中からそうさけんだ!!
-----------------------------------
こうして、日本の大半の人はしんでしまったけど、地球の平和は守られたし、政府の要人の人とか有名人の人とかは事前に船で外国に逃げていたので、その後、地底と日本が合体して”新日本”という国が誕生しました。国連にも認められたそうです。
そして、今日でメガロイドガイザードZXは終わります。主に映画の興行的失敗と後半の極端なテコ入れが原因ですが、みなさん3年半応援ありがとうございました。ばいば〜い。
この番組は伊藤園のお〜いお茶の提供でお送りしました。
おわり