#60.天罰
機動聖戦士メガロイドガイザードZX 第60話
監督:綾小路星良
脚本 リュウ
絵コンテ エリー小沢



女「さあ、あなた、あなたも真・ミカエレラ天恵教へ入教しませんかー?」

僕「はいります。」


ぼくは、白い服をきた女の人にまちで声をかけられて、真・ミカエレラ天恵教へと入信したのでした。



>> 機動聖戦士メガロイドガイザードZX

>> 第60話「天罰」



この番組は、伊藤園のお〜いお茶の提供でお送りしています。



信仰宗教 真・ミカエレラ天恵教とは、教祖・二階堂天使(本名)というひとが、天の神様 真・ミカリンさまよりお告げとかをもらってしあわせになれるらしいです。


最初に、たった3万円で、教祖の二階堂天使(本名)という人が、天から直接さずかったという「奇跡の水」をまず買って、それを信者のひとたちと一緒に共同生活しながら販売するだけて、自分もどんどんしあわせになれるらしいのです。

いま、ぼくの階級は、最初の天恵第9階級の「サリー」という階級ですが、20万円の「超奇跡水」を買えば、つぎの天恵第8階級にあがれるとききました。


僕「お金さえあったらなあ、ぼくも100万円の超奇跡水2を買って天恵第7階級のロリーまで偉くなれるのに」


天恵階級によって、食事が違います。サリーの食事は、主にざくろです。

ロリーになればサンドウィッチが食えます。ざくろサンド。



信者「さあ、みなさん、偉大なる教祖・二階堂天使様がいらっしゃいましたよ。」

共同生活をする場所に、教祖がきました。ぼくは入信3日目ですが、はじめてのことです。



真・ミカエレラ天恵教 教祖 二階堂天使
DATA:自称カリスマ教祖。天から直接授かった水(雨水)を売って儲ける。



二階堂天使「こんにちわ。みなさん。二階堂天使です。本名です。これが、戸籍謄本のコピーです。ほら、本当に本名でしょ。」

白い特攻服に身を包み、口には白いカラスマスクをつけた教祖・二階堂天使は自分の戸籍をみんなに見せてそう自慢します。


信者「ああ、ほんとだー、本名なんだねー。すごいねー。」

信者たちは口々にそういいます。尊敬のまなざし。


二階堂天使「では、みなさん元気で。水を売ってください。」

二階堂天使はそう言いながらかえりました。



信者「さあ、みなさん、お帰りになる教祖・二階堂天使様のフェラーリに手をふりましょう」

みんなは、猛スピードで共同生活場をあとにする真っ赤なフェラーリに手を振ります



そんなとき!グランドデスバルド帝国の暗黒魔界ロボが出たのだった!


ダグラマード将軍「うわっはっは!東京も上九一色村も、合同結婚式も、この暗黒魔界ロボ ヒーボーノでめちゃめちゃなことにしてやる!」



暗黒魔界ロボ ヒーボーノ 体長100メートル 体重100トン
攻撃B 防御B はやさB 必殺技:暗黒火炎渦



僕「しまった!敵がでてきた!守るためにいかなくては!」

信者「まちなさい!サリー・阿波根よ!祈るのです!祈りさえすれば天からのラッキーなことにより助かる!」


僕「ばかかお前は!そんなので助かるわけないだろう!」

ぼくは、怒りながらそういいました。


信者「なんですって!助からないのか!おい、みんな祈っててもたすからないってよ!」

信者「なんだって!だまされてた!3万円かえせ!」

ぼくの演説のおかげで、みんな洗脳がとけた。やった。



そしてぼくはメガロガイザードZXに乗り込んで敵とたたかうのだった

僕「暗黒魔界ロボめ!ぼくはつよいから、絶対まけないぞ!」


ぼくがそう意気揚々としているところに、なにか怪しい雰囲気になった


ダグラマード将軍「む・・・なんだ、この怪しい雰囲気は・・・なにかが現れるぞ!」

僕「なにが現れるんだ!わからない!」


そのとき、真・ミカエレラ天恵教の共同施設の地下がひらいて、ロボがでてきた


二階堂天使「おのれー、よくもわたしの洗脳をといてくれたな!おかげで、すごい損だ。だからたおしてやる!」

地下からでてきたロボは、白い巨大なロボで、真・ミカエレラ天恵教の教祖・二階堂天使が乗っていた。



天上天罰死刑執行腕 ミカリン 体長150メートル 体重150トン
攻撃S 防御A はやさD and+α 必殺技:天罰剣 ten-batu no turugi



僕「おまえ!ロボットももってたのか!」

二階堂天使「そうだ!お金がいっぱい儲かるからな、天の神様のお告げでこっそり完成させていたロボなのだ!つよいぞ!」


ダグラマード将軍「おのれ、あの白いロボは、暗黒魔界ロボより一回りぐらい大きいが、暗黒魔界ロボもまけてないぞ!」


世紀の三つ巴決戦なのだった。でもメガロイドガイザードZXが勝った。やった。






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